宮崎ひでじビール

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秀峰・行縢山の勇壮な岩肌を借景にした恵まれた環境、モノづくりに対するひたむきな情熱が、数々のコンテストで最高賞に輝く地ビールを育んできました。

平成８年（１９９６）７月、石油卸小売業のニシダが新規事業として創業。ビール製造の歴史が全くないなか、試行錯誤を繰り返してきました。平成１８年（２００６）、専門業者から購入していた酵母の純粋培養に成功し、品質が飛躍的に向上しました。

平成２２年（２０１０）１１月に、地ビール事業部責任者だった永野時彦社長が事業譲渡を受けて独立し、「宮崎ひでじビール」として再スタートを切りました。

「太陽のラガー」などレギュラー４種類を軸に、今月の蔵出し、夏限定のマンゴーラガー、冬限定のスタウトが定番です。さらに独立後にスタートさせた宮崎農援プロジェクトで取り組む宮崎フルーツ発泡酒３本セット、高原町の大麦を使った「穂倉金生」、タンク、酵母、モルト、醸造のすべてを宮崎で実現したビール「ＹＡＨＡＺＵ」など意欲的な商品を開発し続けています。

輸出用に開発した「栗黒」は、ワールド・ビア・アワード２０１７で世界最高賞となる「ワールドベスト・スタウト＆ポーター」に輝いています。