This post is also available in: English 한국어 简体中文 繁體中文
大崩山(1644m)は、九州最後の秘境といわれる祖母傾国定公園を代表する山です。小積ダキ、二枚ダキ、袖ダキ、大崩ダキなど(ダキとは岩壁の意)の岩峰群や河原の渓谷を包む深い原生林が今なお残っています。複数の登山ルートがあり、春のアケボ ノツツジ、秋の紅葉といった四季折々の景観が素晴らしく、県内外から多くの人が訪れています。
大崩山系は火山活動によって地下に形成された岩脈が、隆起侵食を受けることで現れた山々です。大崩山を囲むように鉾岳、比叡山、矢筈(やはず)岳、行縢(むかばき)山などの花崗斑岩(かこうはんがん)の大岩脈が見られます。